サビキが釣れないときこそカゴ釣り!
たくさんのメリットがある釣りです。
サビキ釣りに来たけど、思ったより釣れない。
食いが悪い。
そんな経験ありませんか?
今回紹介するのはライトカゴ釣りです。
仕掛けもも思ったより簡単なのでぜひ組んでみてください。
初心者でもカゴ釣りがベスト
カゴ釣りではサビキのように疑似餌ではなく、
本物のエサを使います。
その上にまきエサでカムフラージュするため、
魚の食いが悪くても釣れます。
さらに遠投もできます。釣りでは飛距離は正義。
準備に少し手間がある、仕掛けが長くて
重いといったデメリットはあります。
しかし、この仕掛けに慣れておくと
他の釣りも容易になります。
竿の取り回しや魚とのやり取り、
エサの付け方など様々な釣りに応用できる
スキルが身に付きます。
学べることも多いのがこの釣りのメリットです。
どの釣りにも応用が利くので、
基本として覚えておいて損はありません。
仕掛けの全体像
紹介するカゴ釣りは、ライトなセッティングです。
真鯛やチヌ、クロからアジまでなんでも行けます。
これから仕掛けの詳細を解説します。
具体的に紹介するので、
この通りに作ってみてください。
竿はこれ!
・サビキ竿、磯竿3号
・4.5mくらいで十分(短いとダメ)
・投げ竿でも代用可
ルアーの竿で代用できますか?
仕掛けが長いから無理かも。
ルアーでできる仕掛けは、
別に紹介します。
釣り歴20年の私が至った結論。
「竿はなんでもいい」
色々言われそうですね。汗
長さと硬さだけある程度揃えておけば、
メーカー間で大差はありません。
あとは経験とあなたの性格など
こだわりの世界です。
高い安い関係なく、使い方で良いもの、
悪いものになり得ます。
まず最初に買う一本としては、
2000円から3000円くらいでどのメーカーも
出しています。
エントリーとして十分でしょう。
3号クラスの竿の注意点。
それは不意な大物には対応できないこと。
8kgから10kgクラスの大型青物が
頻繁に回遊する場所では不向きです。
しかし、堤防でそこそこ大きい
獲物を狙うにはこれで十分。
強いタックルにすると、
重くて使いにくいので注意してください。
ポイントは3号、4.5mです。
リールはこれ!
・最低3000番以上のリール
(ナイロン道糸を100mは巻く)
・リールに5000円以上投資せよ!
リールは5000円以上するものなら何でもいいです。
5000円以下、以上のもので明確な差がでます。
リールは精密機械です。
安いリールはライントラブルが頻発します。
結果、楽しくない時間になります。
せっかく釣りに来たので快適に楽しみましょう♪
とにかく安い、高機能、長く使える!
エサ釣りはこれで十分。
私も愛用しており、コスパ最強でおススメです。
ギア比はなんでも良いです!
HGやXGの方が仕掛けを回収するスピードが速いです。
上部分の仕掛け
竿先から糸を出してすぐの部分です。
ウキ止め糸
・仕掛けの水深(タナ)を決める役割
・最初につけておこう
この部分で、ウキが止まります。
こんなやつです。
仕掛けをどれくらい沈めたいかを、
決めることができます。
この部分を動かして、釣る深さ(タナ)を決めます
竿側に動かすと深くなり、
仕掛け側に動かすと浅くなります。
3投して反応がなければ、
魚のいるタナに合ってないかも。
ウキ止め糸の位置を変えてみましょう。
いつも使っているウキ止め糸はこちら。
オレンジ色が見やすくておすすめです。
ラインペット小orS
・ウキが動くようにする
・ないとウキ止めで止まらない
ラインペットでウキがするする動きます。
ウキ止め糸の部分でウキが止まります。
おススメなのは、
画像のようにスナップがついているもの。
ウキの付け替えも簡単なので
手返しが良くなります。
いつも使っているラインペットはこちらです。
遠投ウキ
・8号くらいが妥当
・遠投用が望ましい
・夜釣りなら電気タイプ
ウキは重りを背負う役割があります。
基本は重りと同じ号数を使います。
飛ばしウキといって、遠投!と書いてあります。
よく飛ぶように設計されているので、
初心者や女性にもおススメです。
夜釣りを想定するなら、
電池を内蔵した電気タイプも。
カラーは赤が見やすいです。
からんまん棒
・カゴとウキが絡まない
・これ以上、下にウキがいかない
これがないと、仕掛けをあげた際に
カゴとウキが絡まって釣りになりません。
そこでからまん棒。笑 そのままですね。
ウキより長めに設定しておくと絡みません。
下部分の仕掛け
カゴから下部分の仕掛けです。
【天秤付きカゴ】
・まきエサを入れる部分
・天秤とカゴの一体型
この部分にばらまくエサを入れます。
エサの煙幕を作って、
針の部分を覆い隠すイメージです。
カゴにはいくつか種類がありますが、
お好みで大丈夫です。
エサを入れる容量が変わるくらい。
最近はカゴと重りが一体化したものもあります。
便利ですが、重りの号数を変えられないので、
分離型をおススメします。
重り
・ウキと同じ号数
・ナス型重りがおすすめ
さきほど取り付けたウキと同じ号数を選びます。
8号のウキなら8号の重りです。
この差が大きいと、
魚がくわえて引っ張った際に違和感を覚えます。
結果、口からエサを吐き出して食い込みません。
例えば、10号のウキに3号の重りを付ければ、
7号分の浮力が生まれます。
その7号分の浮力に魚は違和感を覚えます。
ウキの浮力(プラス浮力)と重り(マイナス浮力)を合わせるイメージです。
水深や潮の流れで重りを決めていくのが
良いですが、まずは気にせず。
小ネタだけど、風が強いときは重り側を重くするんだ。
ウキが水面より少しだけ沈むから、風で流されにくくなるよ。
ハリス+針
・1号から3号
・チヌ針またはグレ針
・市販のセット仕掛けで十分
カゴ釣りの仕掛けはセットでも売っています。
針の結束などに自信がない方は活用しましょう。
慣れればハリスも針も、
自分で組むことをおススメします。
基本的にはチヌ針でなんでもいけます。
グレ針は一回り小さい針で、
グレ(メジナ)を釣るための針です。
小さいので小物も良くかかりますが、
針ごと飲み込まれるリスクも高いので注意を。
どこでも売っている
お気に入りの仕掛けはこちら。
仕掛けはロストしやすいので
最低でも3つくらい多めに持っておきましょう。
まとめ
カゴ釣りはまさに初心者から
ベテランまで使える、最強の釣り方です。
私は海釣りデビューがカゴ釣りでした。
この通りに仕掛けを組んでみてください。
きっと思わぬ大物が釣れます。