泳がせ釣りこそ最強と信じる男、ツナたくです。
「せっかく来たんだから何か釣りたい!」
「泳がせ釣りをやったけどボウズだった……」
泳がせ釣りをやってもうまくいかない方が、
していることや対策を解説します。
- エサが弱っている
- タナ(水深)が合っていない
つい忘れがちですがとても重要。
初心者の方は知っておくだけで、釣果が2倍くらいは変わります。
泳がせているエサの管理を意識することが最も重要です。
ぜひ次回や初めての泳がせ釣りで意識してみてください。
あるある!釣れない人の特徴7選
ついやってしまいがちなことを解説します。
泳がせ釣りあるあるです。
これを避ければ釣果Up!
エサをほとんど交換しない
付けエサは鮮度が命。
大型魚は追い回して捕食することも多いです。
死んだ魚は捕食されません。
自分で泳がなくなったらこまめに交換。
泳がせた魚は釣り人が美味しくいただきます。
サビキで釣れたら活かしバケツは必須。
エアーポンプがあれば尚よし。
こまめに水を変えてあげることが重要です。
エサが釣れたらすぐに針をかけて投げることも有効なのでお試しを。
エサに素手で触る
やっている人が多いですが、この行為はかなり魚が弱りますのでご注意を。
魚は水温の低い場所で生活しているため、
人間の体温でも火傷を負います。
魚も元気がなくなるので、釣果に繋がりません。
釣れる人はここまでこだわります。
どの魚でもそうですが、必ずフィッシュグリップや網を使った方がベター。
おすすめのフィシュグリップは第一精工さんのワニグリップ。
長年愛用しております。
網はこんなの。
魚に直接さわらないことを意識しましょう。
仕掛けを頻繁に操作する
仕掛けの位置が気に入らないこともあります。
そのときに竿でズルズル引いたり、
糸を巻き取りすぎる人も多いはず。
この行為はエサに不必要な力がかかるため早く弱ります。
糸は軽くたるみが出る程度で置いておくのが基本。
仕掛けが手前にきたら不要な分を巻き取る程度。
出すぎた糸を巻くようにすれば頻繁に触らなくても大丈夫です。
強く投げてエサが外れる
飛距離は正義!ですが泳がせ釣りはそこそこで良いです。
むしろ投げないことが正解だったりします。
手前で釣れることもしばしば。
強く投げると身切れしてエサだけ飛んでいく、
着水の衝撃で弱ってしまうことが多いです。
竿のしなりを使ってかる~く投げましょう。
あとは魚にお任せ。
十分な釣果に繋がります。
ドラグがガチガチ、またはフリーにしていない
ドラグとは画像の部分。
魚が引っ張ったときに糸が切れないよう、
ズルズルと勝手に糸が出ていく仕組みになっています。
この部分を回して締め込むことで、どれくらい糸を出すかを調整します。
このドラグをガチガチに締めておくと、
魚がかかった時に竿ごと海に持っていかれるか、
引っ張り感に違和感を感じてエサを吐き出します。
そのため手で引っ張って糸がズルズル出ていくくらいの硬さでドラグを締めておくことをおススメします。
ベールを開けてあたりを待つ人派の人もいますが、置き竿にしておくと不要に糸が出ていきます。
置き竿で待って釣りをする人はドラグはズルズルにしておく方が管理しやすいです。
あたりを待つときにはドラグゆるゆるか、ベールを開けておく。
フッキング(合わせ)を入れるときはドラグを締め忘れないように注意!
焦ってすぐに合わせる
私は糸が急に走り出したら、
焦る気持ちを抑えて5秒は最低でも待つようルールを決めています。
微妙な当たりなら10秒待って、
聞きアワセ(ゆっくり引っ張ってみる)を入れます。
ヒラメなら感覚的に30秒は待ちます。
中には当たりが出たら煙草を1本、
吸い終わるくらいで合わせを入れる人もいます。
いざ魚がかかると焦ります。
合わせのマイルールを決めておきましょう!
状況次第なのでこれでも早すぎる、遅すぎることも。
泳がせ釣り(飲ませ釣り)では、その名の通り、
魚にエサを飲ませるまで待つことが重要です。
糸が急に出ていくため、
驚いて合わせたくなりますが待ってください。
大物がエサと一緒に針を飲むまで待ちます。
どれくらい待った方が良いのか。
それは合わせてみないと分かりません。
針の付け方やアジのサイズでも変わります。
針の付け方と食い方の関係は別記事で解説してるので参考までに。
エサの魚は美味しいのかなかなか離さないので、
ゆっくり合わせて問題ないことの方が多いです。
あとは合わせるときだけは忘れずに
ドラグをガチガチに締めましょう。
しっかりフッキングしないとバレてしまいます。
手前に来たら回収してしまう
手前に来たら回収していませんか?
それ、チャンスタイムかもしれません!
エサが手前に泳いで来たら回収したくなるかもしれません。
ですが待った方が良いです。
理由は、大型魚が近くまで追いかけて来ているかもしれないから。
こんな構図だったりします。
小型の回遊魚は大型魚をさけて移動します。
追い回されて、岸側まで逃げてきます。
大型魚も岸側まで追い込んで捕食。
つまり手前によってきたらチャンスの可能性もあるのです。
ここで仕掛けを上げてしまうと機会損失。
もうひと粘りしてみましょう。
とはいえ、根がかりのリスクも高くなるので注意してください。
釣りたい魚のタナが合っていない
実はタナ(水深)さえ合っていれば高確率でヒットします。
魚が食べやすいところにエサを送ってあげることが必須。
上の図のようにヒラメを狙って、
中層をいつまでも泳がせても仕方がないのです。
ブリやスズキのように回遊性が高い魚であれば、どこを狙っても良い場合があります。
基本、ヒラメやカレイ、根魚などは底付近を狙うことが必須です。
底を狙う仕掛けはこちら。
状況に合わせて仕掛けを選べるようになれば、中級者レベルです。
おすすめツール
あるあるの次に失敗を解決してくれるアイテムを紹介します。
まだ持ってない方はぜひご検討を。
きっと釣果に直結します。
エアーポンプ
バケツ内に常に酸素を送ることで釣った魚を活かします。
そこまでお金をかける部分ではないので、コスパの良いタイプがおススメです。
魚活かしバケツ
魚を活かすために入れておくバケツです。
炎天下だと高温になり魚が弱るため、黒以外のカラーを推奨します。
安物も多いですがこれは丈夫で安心。
エサを入れて水中に垂らしておくと良いです。
フィッシュグリップ
一応100円均一にもあります。
使い勝手、掴みやすさなどを考慮するとこちらに軍配が上がります。
釣り人なら誰でも知っているこのグリップがおススメ。
小さいタイプでも十分活躍するのでおすすめ。
大きいタイプは少し持ち運びが若干ストレスです。
まとめ
泳がせ釣りで釣れない人の特徴、
あるある7選を解説しました。
いくつか当てはまりましたか?
逆にこの部分を意識して釣りをすれば、
確実に釣果Upするということ。
泳がせ釣りの可能性は無限です。
ぜひファミ釣りで大物を狙ってみてください。
ファミ釣りやライトな泳がせ釣りでおすすめな仕掛けも紹介しています。
気になる方はぜひこちらもご覧ください。