釣り場での生き物が観察大好き!
永遠の少年ことツナたくです。
鳥がいれば釣れる!と聞いたことがありませんか?
実際、鳥山が出来た瞬間にナブラが起きることも多々あります。
ナブラとは鳥も魚も騒がしくお祭り状態のこと。
この状態にルアーを投げ込めばほぼヒット。
つまりは爆釣確定モード突入です。
ナブラにはかならず鳥たちがいます。
実は鳥たちは隠れたベイト探しの名手たちなのです。
そんな可愛い鳥たちの種類や釣りでの活用法を解説します。
鳥を探して釣果に活かしましょう。
釣果を期待できる鳥たち5選
見つけたら期待大な鳥たちです!
見つけたら期待できそうな鳥たちを紹介します。
カモメ類
重要度
まずは有名なカモメ類です。
鳥山ができてよく海に突っ込んでいる鳥です。
カモメは多ければ多いほどベイトの数が豊富なことを示します。
青物がボコボコ釣れる日には必ずカモメがいます。
こちらはウミネコです。カモメ類に属します。
カモメ系は単体でいることは少ないので群れを見つけましょう。
サギ類
重要度
川や田んぼによくいるのを見ませんか?
サギ類も実は魚探しの名人です。
待ち伏せして小魚を捕まえます。
サギはたくさんの数で群れるよりも単体でいることが多い印象。
1匹でもいればベイトは入っているんだなと確信できる存在です。
タカ、トビなど猛禽類
重要度
意外と重要視されていないのがタカ類などの猛禽類。
意外にも鷹が釣りのヒントをくれることもあります。
さすがに動きの速いカタクチイワシに突っ込む姿は見たことがありません。
重要なのは水面付近を大量の群れで泳ぐコノシロなどがベイトのとき。
掴みやすい大型ベイトのときは鷹や鳶も狙っています。
目が良いので、海上のベイトをくまなく探してくれます。
これら猛禽類のポイントは、単体で見かけただけでは釣れる可能性が低いことです。
激熱のときはかならず1か所に群れでいることが多いです。
また水面近くを凝視しながら飛んでいるときです。
そのときは表層にベイトが溜まっているかも。
集団でいるときと海面近くにいるときがチャンス!
カラス類
重要度
カラスも重要視している人は少ないのではないでしょうか?
実はカラスが大量に群れているときもチャンスかも。
カラスが磯や砂浜にたくさんいる場合、ベイトが打ち上げられているかも。
こちらは何度か経験しました。
カラスが大量に群れており野生生物の死骸でもあるのかな?
と思いましたが、打ち上げられたカタクチイワシを食べていました。
カラスも水面に突っ込むことはありません。
基本的には打ち上げられたベイトを食べます。
こちらも単体ではあまり効果はなく、群れで確認することが重要です。
セキレイやシギ類
重要度
こちらはマイナー?な鳥です。
セキレイといい、ハクセキレイ、セグロセキレイなどよく見かけます。
写真はハクセキレイですね。
こちらはシギです。
イソシギ?でしょうか。
よく海岸や干潟でお尻をフリフリしています。
観察すると何か砂をツンツンしていることも。
実はゴカイ類や小さな甲殻類などを食べているようです。
セキレイやシギがよくいる場所は、プランクトンなど海洋生物が豊富なことが多いです。
つまりベイトが接岸しやすい環境であることが多い場所。
釣りにとって好条件になることが多いポイント。
初場所の散策時によく探すようにしています。
鳥の観察はかわいいし楽しいですよ♪
鳥の目線から魚の位置を把握する
鳥たち(とくにカモメなど海鳥)が海の上を旋回するときはチャンス。
鳥たちがどこを狙ってダイブしようとしているのか観察しましょう。
そこには必ずベイトがいます。
鳥の視力は人間の比ではありません。
鳥がダイブするタイミングは、大型魚の捕食スイッチが入ったときです。
青物などのフィッシュイーターの捕食スイッチがオンになったタイミングで下から食い上げます。
その際に逃げ場を失ったベイトたちが水面付近に沸き上がります。
鳥たちはそのタイミングを狙っています。
それがナブラの正体。
一瞬しか出現しないのはそれが理由です。
鳥山ができたときのおすすめルアー
鳥山ができたときは正直、確定演出なのでなんでも良いです。笑
強いて言うなら飛距離が出やすいものがおすすめです。
メタルジグ
アクションは適当で大丈夫!
ただ投げて巻くだけ。動かしても良し。
おすすめはこちら。
メタルジグもこだわり出したらキリがないのでこれで十分。
シンキングペンシル
飛距離が出るものの代表格です。
アクションは弱めですが飛距離とナチュラルさが売りです。
おすすめはやはりこれ。
よく飛んで浮き上がりもややしにくいです。
早巻きでジグのように使用しても大丈夫です。
ミノーやバイブレーション
何でも良いですがよく飛ぶのが理想です。
ミノーはやっぱり一番大好きなこちら。
ジャクソンのGコントロールシリーズ。
サイズ展開もあるのでおすすめです。
ルアーBOXにないと不安になるシリーズです。
バイブレーションは主に鉄板系です。
コアマンのシングルフックが好きです。26gと絶妙な点もGood。
ナブラが出たときに何度も助けられました。
鳥にルアーが引っかかったときは?
自分はまだ経験はありません。
シーバスプロの村岡さんがカモメをかけたときのyoutubeがあったので共有します。
冷静にガッとクチバシと目をタオルなどで覆って迅速にやってあげることですね。
簡単なようで難しそうです。笑
釣れなくなる生き物たち5選
イルカ
可愛いけど釣り人の天敵イルカ。
この子たちがいると大型の青物も警戒します。
逆にイルカがいるということはベイトは入っている証拠なのですが。
早く遠くに行ってくれることを願うしかないです。
もしくは近場に場所移動を移すのも手。
スナメリ
この子たちも可愛いですが難敵。
よく集団で港湾に入ってきている姿を見かけます。
背びれがないので一発で分かります。
スナメリの動きを観察していると、ベイトの位置が分かったりします。
まさしく天然の魚探。
ですが、どっか行って~と毎回お願いします。
ウミガメ
ウミガメがいると釣れない。
聞いたことがありませんか?
個人的にはあまり経験はありませんが有名です。
何度か見たことはありますが普通に釣れたことも。
ウミガメは潮が緩い時によく見かける気がしますがどうでしょうか。
ウミガメがいると時合ではないような気がしますが…。
私の中の釣りデータが足りません。
本当にそうなのですか?
鵜(ウ)類
鵜(ウ)がいるときも注意です。
魚を丸のみする鳥です。カワウやウミウなどの種類がいます。
かなりの大きさの魚まで飲み込むそうです。
シーバスの50㎝くらいまでは飲むことがあるそう。
詰まりそうです。笑
小規模河川や小場所でこの子がいたら場所移動が推奨かもです。
カモ、白鳥類
河川ではこの子たちが群れでいることも。
そのエリアは水温が安定しています。
つまりは魚もいる可能性があります。
ですが釣り人が近づくと、一斉に飛び立ちます。
これがあまりよくありません。
魚が散ってしまうことがあります。
何と言っても針を引っかけるリスクもあります。
ニュースで針が引っかかった鳥を見かけますよね?
あのように釣り人が悪で報道されると、自身の首も締まります。
できればゆっくりとどこかに行って欲しいですね。
釣れない生物がいた時の対策
極論2つしかありません。
移動するか粘るか。
ちなみに私は移動する派です。
理由は状況は悪くなる可能性の方が高いからです。
イルカなどはベイトに依存してそこにいます。
つまりベイトがいる内はどいてくれません。
潔く見切った方が賢明です。
まとめ
釣り場で鳥や生き物を観察すると思わぬ発見があるかも。
紹介した生き物は、天然の魚群探知機たちです。
釣れないと決めつけずに、違ったアプローチをしてみてください。
逆に釣れなかったときの言い訳に使ってみては。笑